「フリーダイヤル」と「フリーコール」と「ナビダイヤル」の違い、あなたは説明できますか?
いずれも電話サービスを表している言葉ですが、それぞれに明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「フリーダイヤル」と「フリーコール」と「ナビダイヤル」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
フリーダイヤルの定義
「フリーダイヤル」を広辞苑で調べると、
受信者が料金を払う電話サービスの称。専用の電話番号が与えられ、この番号宛ての電話の料金は着信払いとなる。1985年からNTTがサービス開始。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「フリーダイヤル」はNTTが提供する電話サービスであることが分かりました。
0120や0800からはじまる番号が割りふられ、問い合わせ窓口や受注窓口に多く導入されています。
通話料の負担は電話を受けた側です。
フリーコールの定義
「フリーコール」は広辞苑に掲載がないためインターネットで調べてみたところ、「フリーコール」はKDDIが提供する電話サービスであることが分かりました。
0120や0800からはじまる番号を使用し、着信者側が通話料を負担します。
ナビダイヤルの定義
「ナビダイヤル」も広辞苑に掲載がないためインターネットで調べてみたところ、「ナビダイヤル」はNTTコミュニケーションズが提供する電話の付加サービスであることが分かりました。
複数の着信先に対して全国共通の電話番号を提供しており、コンタクトセンターの各種サービスや情報提供の受付などに用いられています。
どの地域からでも同じ番号で受電できる特徴があります。
通話料の負担は発信者側で、電話がつながった時点で料金が発生する仕組みです。
つまり「フリーダイヤル」と「フリーコール」と「ナビダイヤル」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- フリーダイヤルは「NTTが提供する電話サービス」
- フリーコールは「KDDIが提供する電話サービス」
- ナビダイヤルは「NTTコミュニケーションズが提供する電話の付加サービス」
となり、「フリーダイヤル」と「フリーコール」は着信者側が通話料を負担するサービスであるのに対し、「ナビダイヤル」は発信者側が通話料を負担するサービスであることが分かりました。
コールセンターとテレアポの違いはこちらでまとめています。
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