「エッセンシャルオイル」と「アロマオイル」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも良い香りがするオイルですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「エッセンシャルオイル」と「アロマオイル」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
エッセンシャルオイルの定義
「エッセンシャルオイル」を広辞苑で調べると、
精油。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
と書かれていたため、さらに「精油」について広辞苑で調べたところ、
種々の植物の花・葉・果実・枝・幹・根などから得られる芳香・揮発性の油。成分はテルペン系化合物・芳香族化合物など。丁子油・薄荷はっか油・橙花油の類。芳香油。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「エッセンシャルオイル」は植物から抽出された天然の成分であることがわかりました。
水蒸気蒸留や圧縮法で抽出されたエッセンシャルオイルは自然そのままのものなので、強い香りと効能があります。
アロマセラピーやマッサージ、スキンケア、ホームケアなど、精神的なリラクゼーションや健康効果を目的として使われます。
アロマオイルの定義
「アロマオイル」について広辞苑で調べたところ、
香りを楽しむための精油。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことなので、「アロマオイル」も「エッセンシャルオイル」と同様に精油の一種、すなわち植物から抽出した成分です。
さらに調べたところ、「アロマオイル」には天然の抽出物だけでなく、化学的な方法で合成された香料なども含まれる場合がある、ということがわかりました。
香りの成分を化学的に合成することにより、多様な香りを再現することが可能です。
主に香り付けや消臭目的で使用され、化粧品、洗剤、キャンドル、空気清浄剤などの製品に使われます。
つまり「エッセンシャルオイル」と「アロマオイル」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- エッセンシャルオイルは「植物から抽出された天然の成分で、植物そのものの香りや効能が強い」
- アロマオイルは「植物から抽出、または化学的に合成した香りの成分」
となり、どちらも植物由来のオイルですが、「エッセンシャルオイル」は植物由来の天然成分であるのに対し、「アロマオイル」は化学的な合成香料を含むことが分かりました。
「マッサージオイルとマッサージノイルの違い」についてもまとめています。
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