「チュロス」と「チュリトス」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもスペインやラテンアメリカを始めとして日本でも人気な揚げ菓子ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「チュロス」と「チュリトス」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
チュロスの定義
「チュロス」を広辞苑で調べると、
生地を細く絞り出して揚げた、棒状または馬蹄型のドーナツ。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「チュロス」は形状は生地を細長く絞り出し、細長い棒状に仕上げたドーナツであることがわかりました。
チュロスの発祥はスペインやポルトガルで、味付けはシナモンシュガーや砂糖をまぶすシンプルなものが多くあります。
作り方は以下の通りです。
- 砂糖とシナモンを合わせて、バットなどの容器に薄く広げる。
- 鍋に水・バター・グラニュー糖・塩を入れて、中火~強火で沸騰させる。
- ふるいにかけた小麦粉を入れ、素早く混ぜる。
- 火を止めて、卵を入れてよく混ぜる。
- チュロスの形になるように、生地を絞り袋と口金を使い、油の上に真っすぐ生地を絞り出す。
- 全体がきつね色になるまで180度の油で3~5分揚げる。
- キッチンペーパーに置いて油をきってから粉砂糖を振れば完成。
チュリトスの定義
「チュリトス」は広辞苑に掲載がないため、ネット上で調べてみたところ材料、作り方はチュロスと同じですが、株式会社ジールハウスがチュリトスとして商品登録したものが「チュリトス」と呼ばれることが分かりました。
例えば、テーマパークや映画館などで売っている様々な味のチュロスは販売元が株式会社ジールハウスの「チュリトス」である場合が多いです。
つまり「チュロス」と「チュリトス」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- チュロスは「形状は生地を細長く絞り出し、細長い棒状に仕上げたもので、味付けもシナモンシュガーや砂糖をまぶすシンプルな味つけ」
- チュリトスは「株式会社ジールハウスがチュリトスとして商品登録したもので、テーマパークで販売されていることが多い。
となり、「チュロス」は細長い棒状に仕上げ、味付けもシンプルに対し、「チュリトス」は商品登録されたもので、味付けや食べ方に工夫がされていることが分かりました。
「スカッチとバタースコッチとキャラメルの違い」についてもまとめています。
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