「カルボナーラ」と「クリームパスタ」の違い、あなたは説明できますか?
カルボナーラとクリームパスタは、どちらもクリーミーなコクが人気のパスタですが、何が違うのでしょうか?
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このページを読めば「カルボナーラ」と「クリームパスタ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
カルボナーラの定義
「カルボナーラ」を広辞苑で調べると、
ベーコン・チーズ・卵などで作るソースであえ、黒胡椒をふったイタリア料理。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、カルボナーラは、イタリアのローマ発祥のパスタ料理です。
主に卵、チーズ、黒コショウ、パンチェッタ(またはベーコン)を使って作られ、クリームを使わずにクリーミーなソースを作るのが特徴です。
家庭で作る際には、スパゲッティとパルメザンチーズ、卵黄をよく混ぜ合わせ、ベーコンを加えてから、黒コショウもしっかりと振ります。
クリームを使わないクリーミーなソースと卵の使い方、シンプルな材料が「カルボナーラ」の特徴です。
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クリームパスタの定義
「クリームパスタ」は広辞苑に掲載がないため実際のレシピ等を見てみたところ、「クリームパスタ」は、主に生クリームや牛乳を使ったパスタ料理であることが分かりました。
ソースは、クリームの濃厚な味わいを活かしたもので、様々な具材や味付けができます。
クリームを使っていれば具材に制限はなく、自由にアレンジできます。
シーフードやウニなどを加えたクリームパスタや、キノコのクリームパスタなどバリエーションが豊かです。
クリームをベースにしているため、ソースは柔らかくコクがありマイルドな味わいになっています。
実際にクリームを使ったソースと具材の幅広さが「クリームパスタ」の特徴です。
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つまり「カルボナーラ」と「クリームパスタ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- カルボナーラは「卵とチーズを使ってクリーミーさを出したパスタ」
- クリームパスタは「生クリームや牛乳を使ってソースを作ったパスタ」
となり、「カルボナーラ」は卵とチーズのコクのある濃厚でクリーミーな味わいであるのに対し、「クリームパスタ」はクリームを使用して、まろやかさを活かしたソースの味わいであることが分かりました。
「トマトパスタとポモドーロの違い」についてもまとめています。
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