「キャラメル」と「ヌガー」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも歯に詰め物があるときは注意しなければいけない甘いお菓子ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「キャラメル」と「ヌガー」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
キャラメルの定義
「キャラメル」を広辞苑で調べると、
砂糖・水飴・練乳などを煮詰めて油脂・香料で風味をつけた柔らかい飴菓子。小さく切り、紙やオブラートで包む。
広辞苑 第七版 741Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「キャラメル」は砂糖などを煮詰めて風味をつけた柔らかい飴菓子であることがわかりました。
キャラメルはソフトキャンディの一種であり、アラブ人がクレタ島で考案したものがヨーロッパに持ち込まれ、フランスで発展を遂げて現在のキャラメルになったと言われています。
バターを多く配合したものはバターキャラメル、生クリームを加えた柔らかいものは生キャラメルと呼ばれるなど、材料によって味や食感は様々です。
ヌガーの定義
「ヌガー」を広辞苑で調べると、
ナッツや果物の砂糖漬けを入れた、白く柔らかい飴菓子。
広辞苑 第七版 2247Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ヌガー」はナッツや果物が入っている飴菓子であることがわかりました。
「ヌガー」は固めで、歯に粘りつくような食感が特徴です。
ヌガーもソフトキャンディの一種で、アラブのハルヴァというお菓子が元になっています。
これが中国に伝わって牛軋糖(ニュウガータン)と呼ばれるお菓子になり、さらにフランスへ持ち込まれて現在のヌガーになりました。
蜂蜜の含有率が高いヌガーほど高級品であるとされています。
つまり「キャラメル」と「ヌガー」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- キャラメルは「砂糖などを煮詰めて風味をつけた柔らかい飴菓子」
- ヌガーは「ナッツや果物が入っている固めの飴菓子」
となり、どちらもソフトキャンディに分類される飴菓子ですが、一般的にキャラメルよりもヌガーの方が固く、ヌガーは中にナッツや果物などが入っているということが分かりました。
焼きマシュマロとスモアの違いはこちらです。
コメント