「ボタニカル」と「オーガニック」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも今まで以上に健康志向が高まる中で注目を浴びており、環境や体に良いイメージがありますが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「ボタニカル」と「オーガニック」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ボタニカルの定義
「ボタニカル」は広辞苑に掲載されていないためWikipediaや他の関連サイト等を調べると、「ボタニカル」は植物性のものを意味することが分かりました。
「ボタニカル」はボディソープやシャンプー、化粧品などあらゆるものに使われています。
例えば「ボタニカルシャンプー」と表記されていれば、植物から抽出したオイルなどの髪に良い成分が含まれていると言うことを表しています。
また、ファッションにおける「ボタニカル」は植物の柄がプリントされている服を指します。アクセサリーや小物などで「ボタニカル」と表記されていると、同じように植物がモチーフになっています。

オーガニックの定義
「オーガニック」を広辞苑で調べると、
(「有機の」の意)有機農業による生産物であること。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「オーガニック」は有機農業で生産されたものを意味することが分かりました。
「オーガニック」は農薬や化学肥料に頼らずに、そこに暮らす微生物たちが作る栄養満点の土や太陽、水などの自然の恵みを生かした栽培方法です。
「オーガニック」の野菜は安全、安心であることはもちろんのこと、環境にも優しく、自然界での本来の食物連鎖を目指しています。

つまり「ボタニカル」と「オーガニック」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ボタニカルは「植物由来のものを意味する言葉で、シャンプーなどの成分に含まれていたり、服や小物の柄にも用いられている」
- オーガニックは「農薬や化学肥料を使わず、有機栽培によって育てられたことを意味する言葉」
となり、「ボタニカル」は選り好みがありますが、「オーガニック」のものを購入することは、自分の身体の健康のため、さらには健全な自然環境のためにも良いことであることが分かりました。
森と林の違いはこちらでまとめています。
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