「弁護士」と「弁理士」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも法律に関する仕事を受け持つ職業ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「弁護士」と「弁理士」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
弁護士の定義
「弁護士」を広辞苑で調べると、
当事者その他の関係人の依頼または官公署の委嘱によって、訴訟に関する行為、その他一般の法律事務を行う者。一定の資格を持ち、弁護士法所定の弁護士名簿に登録されている者でなければならない。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「弁護士」は訴訟に関する仕事や法律事務など、あらゆる法律関係の問題を取り扱う職業であることがわかりました。
弁護士の国家資格を得るには司法試験への合格が必須です。司法試験の受験資格があるのは、大学卒業後に法科大学院で学んで修了した者、または司法試験予備試験の合格者で、法学部以外の知識をもつ弁護士も活躍しています。
弁理士の定義
「弁理士」を広辞苑で調べると、
特許・実用新案・意匠または商標に関する登録出願等の代理もしくは鑑定などを業とする者。一定の資格と弁理士登録簿への登録を要する。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「弁理士」は法律の中でも主に特許や商標など、権利に関する登録や鑑定を取り扱う職業であることが分かりました。
弁理士は知的財産法に精通しています。最新の技術を扱う問題も多く、専門的な知識が必要になる場面があることから、弁護士とは別で資格が設けられています。
企業活動がグローバル化していることから、海外とのやり取りが発生することもあります。
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つまり「弁護士」と「弁理士」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 弁護士は「あらゆる法律関係の問題を取り扱う職業」
- 弁理士は「特許や商標など、権利形成に関する問題を取り扱う職業」
となり、「弁護士」は法律全般を扱うのに対し、「弁理士」は法律の中でも知的財産権に特化したスペシャリストであることが分かりました。
教頭と副校長の違いについてもまとめています。
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