「ASMR」と「モッパン」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも動画コンテンツの一種ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「ASMR」と「モッパン」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ASMRの定義
「ASMR」は広辞苑に掲載がないためインターネットで調べてみたところ、「Autonomous Sensory Meridian Response」の略で、日本語では「自律感覚絶頂反応」などと訳されるものであることがわかりました。
人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地よい、脳がゾワゾワするといった反応・感覚のことで、視聴者にリラックスや快感を与える効果があることから、動画サイトでも人気のコンテンツとなっています。
ASMRは視覚よりも「音」に重点を置いているのが特徴です。
食事のASMR動画もありますが、この場合も咀嚼音などを用いた視聴者の聴覚への刺激が中心です。

モッパンの定義
「モッパン」も広辞苑に掲載がないためインターネットで調べてみたところ、「食べる(먹다/モクタ)」と「放送(방송/バンソン)」を組み合わせた韓国発祥の造語で、食事する様子を配信する動画コンテンツであることがわかりました。
モッパンでは、動画配信者が大量の料理や珍しい料理を食べている様子を見ることで、食べることの楽しさを体験することができます。
料理の見た目や食べる音も重視されますが、どちらかというと食べる動作のダイナミックさやリアクションなどの視覚的要素に重点をおいているのが特徴です。

つまり「ASMR」と「モッパン」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ASMRは「聴覚を刺激することで視聴者に快感を与える動画コンテンツ」
- モッパンは「食べる様子を見せることで視聴者を楽しませる動画コンテンツ」
となり、「ASMR」は音を通して心地よさやリラックスを提供するジャンルであるのに対し、「モッパン」は視覚と聴覚の両方を通して体験を共有するジャンルであることが分かりました。
「YouTubeとYouTube kidsの違い」についてもまとめています。
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