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アンチョビとオイルサーディンの違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

食べ物

「アンチョビ」と「オイルサーディン」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも洋食や調味料で使用される具材ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「アンチョビ」と「オイルサーディン」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

アンチョビの定義

「アンチョビ」を広辞苑で調べると、

①カタクチイワシ科の小形硬骨魚。地中海・ヨーロッパ近海産。
② ①の加工食品。塩蔵品を油漬にしたもの。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「アンチョビ」は塩漬けにしたカタクチイワシ科の小魚ということが分かりました。
ヨーロッパ料理によく使用され、ピザやシーザーサラダの味付け、サンドイッチの具材として活躍します。

加工過程は、3枚におろして内臓を取り除いた小魚を塩漬けにして、熟成・発酵後にオリーブオイルを加える流れです。

おろした身肉をそのまま平らに並べたフィレ、身肉をケッパーの実(木のつぼみの塩漬け)を芯にして渦巻き状に巻いたロール、ペースト状があります。

オイルサーディンの定義

「オイルサーディン」を広辞苑で調べると、

(oiled sardine)油漬けのイワシ。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「オイルサーディン」は油漬けにしたイワシであることがわかりました。
パスタの具や調味料の代用に使用されます。

頭と内臓を抜いたイワシを塩水につけた後にふきとり、香辛料を加えて弱火で油煮にする工程で作られています。
また、3枚におろさずに加熱加工する点が特徴です。

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つまり「アンチョビ」と「オイルサーディン」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • アンチョビは「3枚におろして塩漬けにし、熟成・発酵させたカタクチイワシ科の小魚」
  • オイルサーディンは「頭と内臓を抜き塩水につけ、香辛料を加えて油煮にしたイワシ」

となり、「アンチョビ」は非加熱で作られているのに対して、「オイルサーディン」は加熱して作られていることが分かりました。

ツナ缶と水煮とオイルの違いはこちらでまとめています。

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