「アフタヌーンティー」と「クリームティー」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもイギリスの文化ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「アフタヌーンティー」と「クリームティー」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
アフタヌーンティーの定義
「アフタヌーンティー」を広辞苑で調べると、
(イギリスの風習から)午後のお茶の時間にとる、サンドイッチ・ケーキ・紅茶などの軽食。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「アフタヌーンティー」は午後の時間帯に紅茶と共に軽食を楽しむイギリスの文化であることがわかりました。
19世紀初めに貴族の間で社交文化として始められたもので、19世紀後半には中産階級にも広がりました。
サンドイッチ、スコーン、ペストリー、ケーキなど、多彩な軽食が並ぶのが特徴です。
伝統的なテーブルセッティングでは3段重ねのティースタンドを用いて、下段にサンドイッチ、中段にケーキ、上段にスコーンなどが載せられます。


英国の磁器のお茶セット、カップ付きのセラミックティーポットとカップホルダースタンド付きのソーサーセット大人のためのセラミックティーサービスアフタヌーンティーセット,Pink
created by Rinker
クリームティーの定義
「クリームティー」は広辞苑に掲載がないためインターネットで調べてみたところ、「クリームティー」はアフタヌーンティーの一種で、紅茶とスコーンにクロテッドクリームとジャムを添えて楽しむスタイルのティータイムであることがわかりました。
クロテッドクリームをかなり多量につけて食べるのが特徴で、クロテッドクリームの入手が困難な場合は、 バターで代用することもあります。

created by Rinker
¥1,650
(2025/03/22 18:58:44時点 Amazon調べ-詳細)
つまり「アフタヌーンティー」と「クリームティー」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- アフタヌーンティーは「紅茶と共に軽食を楽しむイギリスの文化で、軽食の種類が豊富」
- クリームティーは「アフタヌーンティーの一種で、紅茶とスコーンにクリームとジャムを添えて楽しむ」
となり、どちらも紅茶と軽食を楽しむイギリスの文化ですが、「アフタヌーンティー」はより豪華で多彩な軽食が並ぶスタイルであるのに対し、「クリームティー」は紅茶とスコーンをたっぷりのクリームで楽しむシンプルなスタイルであることがわかりました。
「スコーンとホットビスケットの違い」についてもまとめています。
コメント