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アクセントとイントネーションの違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

言葉

「アクセント」と「イントネーション」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも発音に対する強弱の違いですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「アクセント」と「イントネーション」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

アクセントの定義

「アクセント」を広辞苑で調べると、

それぞれの語について定まっている、特定の音節の特に際立った高まりや強まり。高さアクセント(日本語などのピッチ‐アクセント)と強さアクセント(英語などの強勢)の2種がある。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「アクセント」は特定の音や音節を強く発音することで他と区別したり音の高さによる区別をしたりするものであることが分かりました。

他にも音の持続時間を変化させて目立たせる方法や、声のトーンや音色などの音の性質や響きによる変化もあるようです。

また、「方言アクセント」と言われる、地域ごとに異なる発音の特徴や言葉の抑揚の変化があります。

日本語においては、同じ音節でもアクセントの位置により意味が変わる場合もあるので注意が必要です。

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イントネーションの定義

「イントネーション」を広辞苑で調べると、

文を単位とする発声の抑揚で、声を上げ下げして表現に意味や調子をつけること。例えば、一般に命令文では下降調、疑問文では上昇調になる。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

ということで、「イントネーション」は話し言葉の中で音が上がったり下がったりする音の高低や、感情を伝える役割をもつということが分かりました。

イントネーションには、命令文・疑問文・平叙文など文の種類を区別し、特定の単語やフレーズを目立たせるための音声的な工夫もあります。

また、関西弁や標準語など地域ごとに異なるイントネーションが存在します。

イントネーションは音声コミュニケーションにおける重要な役割といえます。

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つまり「アクセント」と「イントネーション」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • アクセントは「言葉を発音する際の強弱や高低の配置を表す」
  • イントネーションは「言葉を話す時、息の切れ目ごとに現れる上がり下がりの調子(抑揚)」

となり、「アクセント」は音の高低または強弱の配置であるのに対し、「イントネーション」は主に発言者の感情の起伏を表すことが分かりました。

「アナウンサーとキャスターの違い」についてもまとめています。

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